2015年2月6日金曜日

不親切


日々瞑想で心の在りようを眺めるなか、些細な気づきを重要な発見のように感じることのなんと多いことか。

本能である。
前進したと思いたい欲求。
何かが片付いたと思いたい欲求。

結果を求めすぎている。

結果を求めすぎると、過程の検証は疎かになる。
「私を成功に導いたもの」を無条件最終回答に認定し、それで終わりにしてしまう。

何かを多くの人と共有するには、その共有されるものはなるべく単純で、偶然や飛躍が排除されたものである必要がある。
ハイレベルな知力やセンスや幸運、特殊な前提などを必要とするものは扱いにくい。


「扱いにくい」ままの不親切なものが世間には多い。
何かの方法でうつ病が良くなっても、同じやり方で良くならない人がいる理由を明らかにしなければ50点だ。
他の要素が関連していないか。
余計なところはないか。
そういった姿勢とプロセスが、「本質」への道を開いていく。





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