2015年2月27日金曜日

損傷はない


私がうつ病になったのは、例えば脳の損傷などの外科的要因によってではない。

私がこれまでの人生でやってきたことは

① 見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れる・運動する、など「肉体を使うこと」
② 「考える」こと

の2つだけであるから、そのやり方のどこかを間違えたことによってうつ病になったと言える。

どこを間違えたかと言えばいつも述べるように「身体感覚」の扱い方であるが、ここでは
「少しの加減で生じた問題は、少しの加減で解消できる」という点を強調したい。
損傷はない。
大事件ばかりを経てきたわけでもない。
答えは案外、近くの地味なところにあるのだ。

うつ病は「簡単に改善できる」といった安易な表現は使いたくないが、それでも大袈裟に考え過ぎたり、改善のためにとても特別なものが必要だと思ったりはすべきでないと言いたい。




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