2014年12月19日金曜日

話さない時はいつでも。

 
何日かに一度、仕事で隣町の営業所を回る。
昨日がその日だった。
片道30分、ちょっとしたドライブだ。

車に荷を積んで乗り込めば、それから30分は自分の時間。
冬に固められた田んぼの風景を突っ切る。

交通量は少ない。
携帯に何かかかってくることもあまりない。
エアコンで温まった車内に、身体の下からのエンジン音とタイヤの音だけが響く。


こうした細切れの時間は、リラックスのために最大限活用したい。

シートの上で、肩や腕の高さ・足の伸び・腰の角度などを整える。
視線を前方へ向け深呼吸を続けると、しだいに内面が、心の『力み』や『歪み』を探り始める。


日常を瞑想化することは、きわめて有意義だ。

個別に時間を設けた深い瞑想と、日常を瞑想化した形態の軽い瞑想。
その両輪が必要だ。
人と話さなくてよい時間はすべて瞑想の好機であると私はとらえている。



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