2014年12月12日金曜日

運動以外での、身体の力み。


発熱


今月初めに熱を出した。

夜中に上半身が熱くて寝られず、熱を測ってみたところ、38.6℃。
うわ、インフルエンザもらった…と思ったが、しばらくしてもう一度測ったところ37.1℃。
ん?勝手に下がるもんだったか?体の熱さは何となく引いているが…

なんにせよ早めに医者にいこう、と布団の中で考えたが、それにしてもノドが馬鹿みたいに痛む。
体に倦怠感がありインフルっぽいが、うつの倦怠が元々あるのでよく分からない。(←うつ病あるある)
それよりとにもかくにも、ノドが過去最大級の痛みを発している。
ツバを飲み込むたびに、激痛に堪えるために全身に力が入る。
それを繰り返しながらなんとか朝までやり過ごし、時間をみて早々に医者へと向かった。


診療の結果は、扁桃腺炎であった。
大人になるにつれ退化するはずの扁桃腺が残っており、それが腫れやすいとのこと。
こうも腫れたのは今回が初めてだが、とにかく抗生剤などをたくさんもらい、翌日にはずいぶん良くなった。
人に感染るものでもないらしく、ホッとした。


様々な力み


当ブログで何度もふれてきたが、うつ病になると『身体を力ませるたびに体調が崩れる』ということが続く。

指で押してもすぐに元の形に戻るゼリーに対し、私の心は例えれば粘土だ。
押されたところが押されたまま、くせがついて元の形には戻らない。
「足が痺れた」「発表して緊張した」など様々に力んでも、しばらくすれば平常に戻るのが普通だが、私の場合は心と身体に圧迫感や歪みが刻まれてしまう。


こうした嬉しくない暮らしを長年させてもらっているせいで、傾いた体調を戻すことには慣れた。
「直すか…やれやれ」という感じだが、そういう中でも今回のような発熱による興奮痛みへの抵抗などのように、身体が無意識に行う力みによる歪みの把握は難易度が高い。
言わば「運動以外の身体の力み」だが、それらはまず存在自体を見過ごしやすく、また解消する際にも繊細な技術を要する。

これまでを振り返ると、該当するものとして

腹痛、頭痛、モノモライのまぶたの痛み
冬の寒さ・夏の暑さ
満腹
眠さの我慢
飲酒での心身の興奮
海に潜った時の呼吸の苦しさ

などを経験してきた。
そしてそれによって刻まれた内面の歪みを解消してきたのだ。 

ちなみに今回のノドに関連する崩れを把握し解消できたのは、昨日の朝だ。
つまり10日ほどかかっている。

まだ弱い私の心は、いろいろな刺激を受入れてはしばしばフラつく。
簡単に傾かない、安定したレベルに到達したいものだ。



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