2013年7月27日土曜日

読書感想『減らす技術 The Power Of Less』

レオ・バボータ (Discover21 2009/8/5)




いわゆるビジネス系の自己啓発本。

内容は、

①人生に有効かつ大きなインパクトを与えるかを考えて行動を「取捨」し
②「重要でないがしなければならない」ことは量の「制限」をしっかり行い
③かならず一度にひとつのことだけする(シングルタスク

の3つを守れば調子が良くなり、成功もするというものだ。
マインドフルネスの考え方を取り入れていそうである。
著者が主宰するブログのタイトルが「 Zen(禅)Habits」らしいので、やはりそうだと思われる。
マーシャ・リネハンの『弁証法的認知療法』の一部にとてもよく似ている。


内容は上記①-③の3行でほぼ足り、多くの部分はうす伸ばし・重複気味だ。
タイトルにのっとって自らページ数をもう少し減らしてもよいと思うのだが、さて置き①-③に徹するメリットは確かに計り知れないだろう。
コンセプトとして好きな本である。


ビジネス向けの自己啓発本は、たまに刺激として読むには少し良い。
読まずに済むのが最も良い。




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