2015年1月23日金曜日

鈍い痛みの怖さ


うつ病の身体の痛みが、激しい時期と鈍い時期があった。
激しい時期はつらいものだが、病気の状態自体は浅いのではないだろうか。

始めの半年くらい、頭・首・腰などがとても激しく痛んだ。
パンパンに突っ張ったり、キリキリしたり、痺れたり。

その後に沈静化して鈍痛になり、それが何年も続いた。
顔が歪むほどの痛みはなくなり、生活はしやすくなった。

しかしこの鈍痛の方が不穏である。
角が取れたのは良いが、そのせいであちこちに転がりやすくなったような、抜け出しにくい手強さを感じる。

鈍化したら、良くなったのではなく複雑化したのかもしない。
変に落ち着いてしまった、厄介な状態であるように思う。



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