2014年10月10日金曜日

Spirit and the body:スピリチュアルについて


私は、「スピリチュアル」系を頼りにすることがない。

宇宙の何々とか、引き寄せとか、そういうもののことだ。
そういったものがあるならば私も嬉しい。
優しくファンタジックな頼れる力がもし存在したなら、素敵なことである。

しかしそういうものを信じることで幸福が手に入るなら、その力の主は
「信じて心を開いた人だけハッピーな方に導こう」
という、贔屓めいた意図を有することになるだろう。
大いなる力が本当に存在するならば、それは人間の価値感による幸・不運など超越してるだろうし、また「知らない者には働きかけない」といった意味不明な原理を持っているはずもないと思う。

とは言え、健康を損なっている人は、スピリチュアルでも何でも活用して体調を良くするのが優先かとは思う。
うつ病においては「迷わない」ことはとても大切で、それが手に入るならば、極論何を信じたってよいだろう。

ただ私のようにスピリチュアルに馴染めない人もいる。
私に言わせれば、「運命」というのは当事者の納得や祈り等とは完全に無関係だ。(言うまでもないが。)
自分の身の回りには、これからもどんな事だって起こりうるだろう。
心身の鍛錬によって備え、それで通用しなければ「終わり」でよい、と思っている。

ちなみに私が信頼する、私にとっての言わば神様は、私の「身体」とそれを内包する「自然」である。
とくに私の身体(body)は人間のことを何でも知っていて、よく聞けば全て教えてくれる大先生である。



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